日本・世界で人気がある猫の品種25選!

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犬よりも猫が好きという人はたくさんいるでしょう。猫の自由気ままな部分に惹かれたりツンデレチックな性格に惹かれたりする人は多いですよね。しかし、世界にはさまざまな種類の猫が存在しています。その中には犬のように忠実な猫もいれば、猫のイメージを体現したような種類などそれぞれです。

猫の品種は世界中で300種類以上と言われています。ペットとして一番飼われている動物である猫は、毎日最高の可愛さで飼い主さんを癒しているのですね!そこで今回は世界・日本で人気がある猫の品種25選をまとめました。あなたは何種類知っている?品種ごとの性格や平均寿命まで解説しますので、最後まで読めば「猫博士」になれること間違いなしです!

スコティッシュ・フォールド

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イギリスを中心に人気のスコティッシュ・フォールドは穏やかな性格をしており、あまり活発に動き回るタイプではありません。そのため、飼い主にとっては飼いやすいと評判で人気があります。スコティッシュ・フォールドの特徴的な折れた耳は遺伝によるもので、折れ耳になる確立は約30%。残りは不完全な折れ耳だったり立ち耳になったりします。

寿命は10~13年と言われており、比較的短め。理由は身体が弱く、病気になりやすいからです。大人しくて人懐っこく、しつけがしやすいスコティッシュ・フォールド。運動量が少ないことも穏やかな性格と言われる1つです。ちなみに耳が他の猫のように立っている場合は「スコティッシュ・ストレート」と呼ばれるそう。

シャム

タイ原産で現在は世界中で人気の外見的な美しさが魅力のシャム。濃く青い瞳とポイントカラーが特徴ですね。南国生まれで体毛が薄く、筋肉質なボディをしています。また、スリムなボディに大きな耳を持っており、細くしなやかなしっぽが美しいです。ちなみに瞳は遺伝によるもので、シャム全てが青い瞳を持っています。

シャムの平均寿命は15~20年ほどと言われていて、猫の中では長寿な部類です。南国生まれで体毛が薄いことからも、寒いのは苦手な様子。そのせいか、人と触れ合うのが好きな子が多いです。また、身軽な体型からも分かる通りとてもアクティブで、人の肩に乗ってくる子もいます。

マンチカン

北アメリカでよく飼われているマンチカンといえば、猫好きではない人でも知っているくらい人気の種類ですよね。人気の秘密は何と言っても特徴的な脚の短さでしょう。犬でいうとダックスフンドのような外見をしており、ヨチヨチ歩く姿がとても可愛らしいです!

特徴的な姿から人間が生み出したイメージを持ってしまいますが、実は突然変異によるもので、1940年代頃からイギリス、アメリカ、ロシアなどさまざまな国で発見されていました。平均寿命は11.2歳と言われており、猫全体としては短め。マンチカンは比較的穏やかな性格をしていますが、好奇心旺盛な一面もあります。そのため、大人になってもおもちゃを追いかけまわす子が多いです。

ペルシャ

イランなど中東で人気のペルシャは「猫の王様」と呼ばれることもあり、長い体毛と落ち着いた性格から多くの人に愛されてきました。最も特徴的なのはボリューム満点の長くてフワフワな体毛でしょう。見た目に反しない手触りをしており、例えるならまるで絹のよう!平均寿命は13.9歳と言われており、猫全体の平均寿命14.2歳に近いです。

性格はゆったりとしており、大人になると活発に動くことも鳴くこともなくなります。一人で過ごすのが好きなため、大げさにかまわれたりするのが苦手。飼い主からしたら少し悲しいですが、自分がくっつきたい時は自ら寄ってくることも。まさにツンデレ!猫の王様といえる自由な性格です。

アメリカン・ショートヘア

明るくて懐きやすく、多彩な表情を見せることからどの世代にも愛されているアメリカン・ショートヘア。名前の通りアメリカ出身で短い毛がキレイに生えそろっています。骨太なボディを持っているため生命力に満ち溢れており、比較的どんな場所でも生きていける猫です。

また、びっしり生えそろった毛のおかげで寒さや雨にも強く、硬い毛質によって草むらの中もへっちゃら。平均寿命は13.5歳と猫全体としてはやや短めですが、実際に生きる年齢は個体によります。基本的にはとても明るく好奇心旺盛な猫で、身体能力の高さも抜群。そのため、時にはヤンチャをし過ぎてしまうこともありますが、あまり怒らないであげましょう!

メインクーン

「猫の巨人」といわれるほど大きくなり、さまざまなカラーが人気のメインクーン。アメリカでは長い歴史を持っている種類で、狩りの仕方や体の模様からアライグマによく似ているといわれます。成猫になると体長1メートルほどにもなり、オスの方が大きくなるのが特徴です。

メインクーンの平均寿命は12.5歳なので、猫全体で考えれば短命な部類でしょう。また、メスとオスで性格が異なるのもメインクーンの特徴です。メスの方が活発で良く動き回り、単独行動が好きですが、オスは人懐こく温厚で、しつけもしやすいと言われます。ただし個体差があるので、必ずしもこの性格とは限りません。

ノルウェージャン・フォレスト・キャット

優雅な風格に反してとても飼いやすいのことから人気のノルウェージャン・フォレスト・キャット。名前にもある通りノルウェー出身で、北欧神話に登場するほど古くから存在しています。厳しい寒さに耐えられるように進化し、長くて水を弾く体毛が一番の特徴ですね。

平均寿命は12.6歳なので、猫の中では比較的短命な部類。とても温厚な性格をしており、どんな動物に対してもフレンドリーです。そのため知らない人でも警戒せず、玄関先にお出迎えにいくことも。もしかしたら、好奇心旺盛なのも警戒心の少なさに表れているかもしれませんね。

ラグドール

アメリカやイギリスで人気のラグドールは比較的新しめの猫種ではありますが、人懐っこさや飼いやすさ、そして存在感のある大きさなどから多くの人に人気を得ています。三角形の頭やフワフワのしっぽなど全体的に優美さを感じさせ、猫のなかでも大きめなボディが特徴的。全体的に筋肉質ではありますが、狩りには不向きなためほとんど興味を示しません。

平均寿命は13.5歳といわれており、猫全体の平均寿命よりやや短めです。ちなみにラグドールの名前には「ぬいぐるみ人形」という意味があり、人懐こい性格で抱っこされるのが大好き。体は大きいですが、穏やかでとても飼いやすい性格をしています。毎日ふわふわの猫を抱っこしながら過ごせる飼い主さんは幸せですね!

ブリティッシュ・ショートヘア

まんまるな可愛さから人気を得ているブリティッシュ・ショートヘア。イギリスを代表する猫種であり「不思議の国のアリス」に出てくるチェシャ猫のモデルとも言われています。大きくてまんまるな顔、そしてまんまるな目をしており、短く小さい耳が特徴です。体毛の密度は高く、硬くて短い毛質をしています。

実はさまざまなカラーがありますが、一番人気はブルーです。寿命は平均14~17歳と言われており長めですが、実際のところ詳しくは分かっていません。静かに過ごすのが好きなものの、飼い主には忠実で愛情深い性格をしてます。そのため傍にいるのは好きですが、過度なスキンシップは好みません。

アビシニアン

クレオパトラにも愛されたとされるアビシニアンは、優美さと野性味を兼ね備えた美しい外見が人気の理由です。エチオピアを原産としており、ほどよく引き締まった筋肉質なボディが特徴。また、アーモンド形の瞳や美しい毛が合わさってエレガントな印象がありますね。実はエジプトの壁画にも描かれているほど歴史ある種類なんです。

平均寿命は10~15歳といわれており、個体によってバラバラですが比較的長く生きてくれます。野性的な外見をしていますが、とても人懐っこく飼い主の気を引こうと頑張りがち。身体能力に優れて遊び好きな反面、他の猫とは同居できないシビアさも兼ね備えています。

バーマン

日本では珍しい種類ですが、神秘的な外見からアメリカでは近年人気ランキング上位に食い込んできているバーマン。ミャンマー原産の猫をフランスで交配して生まれたとされています。特徴的なのはまるで白いソックスを履いているかのような足先でしょう。それに加えて神秘さを助長させる青い瞳を持っています。

平均12~14歳まで生きるとされており、猫全体の平均寿命としては、ほんの少しだけ短め。神秘的な見た目とは裏腹にフレンドリーな性格をしており、静かでおとなしい性格です。家族と一緒に過ごすのが大好きで、どこに行くにも家中をついて回ります。そのため子どもや他のペットとも仲良くなれる種類です。

オリエンタルショートヘアー

オリエンタルショートヘアは短毛のため、アレルギーとなる毛が落ちにくく、猫アレルギーの人でも飼いやすいことから人気の種類です。事実アメリカでは人気猫ランキングトップ10に入っています!オリエンタルショートヘアは1950年頃に人の手によって交配されました。理由はシャム猫が絶滅の危機に瀕していたためです。

個体数を増やすためにイギリスで交雑された際、偶然生まれた種類と言われています。細くて長い四肢を持ち、150種類以上もの毛色とパターンが分かっています。平均的に13~15歳生きるとされており、猫全体でみても平均的な寿命ですね。頭が良くて人懐っこく、とても優しい性格をしています。

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ミヌエット

ミヌエットはペルシャ系の猫で、マンチカンとのハイブリッドです。そのためマンチカンのように抱きしめたくなる愛くるしさが人気を呼んでいます。実はミヌエットに改名されたのは2015年のことで、以前は「ナポレオン」と呼ばれていました。1990年代に登場した猫であり、日本ではまだまだ珍しい種類ですが、フランスでは人気の猫種です。

まるでペルシャとマンチカンの良いとこどりをしたような外見をしており、短い足とフワフワな体毛が特徴です。しかし、短毛の場合もあれば長い足を持つ場合もあり、個体によってバラバラな面も持ち合わせています。12~14歳くらいまで生きるため、平均寿命は全体的に見るとやや短め。性格はペルシャとマンチカンの両者から受け継いでおり、好奇心旺盛で甘えん坊です。

スフィンクス

カナダ原産、無毛猫として知られるスフィンクスは、毛の処理が必要ないことから猫アレルギーの人でも買いやすく人気の高い種類です。スフィンクスの最大の特徴は一目見て分かる通り、被毛がないことでしょう。そのためインパクトが強く一度見たらすぐに覚えられます。

被毛がない代わりに定期的なグルーミングが必要で、飼い主が健康を守ってあげなければいけません。平均寿命は12~14歳と言われていますが、15歳以上生きる成猫もいます。デボン・レックスという子犬のように懐っこい猫の血を引くためか、スフィンクスも飼い主に忠実で甘えん坊です。とても社交的な性格で、他の動物とでも仲良く暮らしていけます。

ベンガル

アメリカ原産、ヒョウ柄の美しい体毛から人気を誇るベンガル。野生のベンガルヤマネコとイエネコを交配して生まれた種類です。最大の特徴は人気の要因にもなっているヒョウ柄でしょう。野性的な見た目に反して毛質は柔らかく、シルクのような肌ざわりをしています。

力強く俊敏な動きを得意とし、遊ぶのが大好きです。ベンガルの平均寿命は13歳~15歳程度と言われており、全体的にみても平均的だといえるでしょう。体のヒョウ柄から野性的な性格をしていそうですが、実はとても人懐っこい猫です。常に中心的な存在になりたがり、できるだけ人と一緒にいようとします。運動量が多いため、子どもの遊び相手にもなってくれる猫です。

デボンレックス

ユニークな被毛が人気のデボンレックス。ゆるやかにウェーブした毛が特徴で、触り心地はスエードのよう。イギリスを中心に世界中で人気の猫種です。また、頬の辺りから張り出す大きな耳と吊り上がり気味の大きな目がデボンレックスの魅力になっています。デボンレックスは元々巻き毛の野良猫が始まりと言われており、発見者のベリル・コックスが飼っていた猫と交配したことで時代が始まりました。

寿命は13~15歳と言われており、全体的な猫の寿命と照らし合わせても平均的です。デボンレックスの性格はとても活発で好奇心旺盛。そのためじっとしている時間はあまりありません。人にも懐きやすく後ろをくっついてくるため、猫なのに子犬のような性格と言えます。

サイベリアン

扱いやすい自然発生の猫として、日本でも人気の高いサイベリアン。サイベリアンとはシベリアの意味で、ロシア原産であることを指します。ノルウェージャンと同じく寒い地域で暮らしていたため、長く豊かな毛が特徴的ですね。丸みを帯びたシルエットですが、太っているわけではありません。

平均寿命は10~15歳ほど。そのため猫のなかでは平均的な部類です。サイベリアンは犬のような性格をしており、自分が認めた人間に対しては従順で甘え上手です。しかし、お客さんなど知らない人間に対しては見向きもせずクールな一面を見せます。メスとオスで若干性格に差があり、オスの方が甘えん坊です。

ヒマラヤン

ペルシャとシャムの血を引く理想的な猫として人気のあるヒマラヤン。イギリスとアメリカ原産です。名前の由来は似たような特徴を持つ「ヒマラヤン」という品種のウサギから。交配元になったペルシャのような体型と、シャムのように青い瞳を持っていますが、シャムほど濃いブルーではありません。ちなみにゴージャスな被毛にはツヤがあり、滑らかな手触りをしています。

12~15歳生きるとされており、平均的な寿命と言えるでしょう。元々ペルシャとシャムは真逆ともいえる性格をしていますが、ヒマラヤンはその中間な性格です。簡単にいえば、ペルシャよりも行動的で人懐っこい性格をしています。

ジャパニーズ・ボブテイル

日本猫をルーツにしているジャパニーズ・ボブテイル。特に人気なのは三毛猫で、近頃欧州でも人気があります。しかし、日本猫がルーツなのに日本ではあまり見られないのが残念。全体的にバランスのとれたボディをしており、クリンと丸まったしっぽが愛らしさを引き立てます。

平均寿命は12歳~15歳ほどといわれており、全体を通してみても平均的です。ジャパニーズ・ボブテイルの性格を一言で表すと優しく温和。まさに日本らしいと言える猫ですね。またクールな雰囲気とは裏腹に、とても人懐っこく触れあいを好みます。そうした一面からも人気のある種類です。

ロシアンブルー

口元に浮かぶ線が「ロシアン・スマイル」と呼ばれ、その愛らしさから人気を呼ぶロシアンブルー。エメラルドグリーンの瞳とバランスのとれた体型が特徴です。筋肉質なボディは引き締まっており、気品に溢れた姿をしています。なんとロシア皇帝にも愛されていたそうですよ!

平均寿命は15歳~20歳とされており、全体で見るととても長寿ですね。中には38歳まで生きた猫もいるとか。人間で例えれば170歳とあまりにも長生きです!ロシアンブルーはおとなしくて穏やかな性格が売りでもあります。個体によってさまざまですが、鳴き声をあげない子が多く「ボイスレスキャット(声のない猫)」と呼ばれることも。

エキゾチック

コミカルな表情が写真映えするため、SNSやテレビでも人気なエキゾチック。アメリカ原産ですが、近年日本でも人気が上昇しています。名前の通りエキゾチックな顔立ちをしており、潰れて上を向いた鼻やまんまるな瞳が特徴的です。「短毛のペルシャ」と呼ばれるほど、体毛の長さ以外はペルシャそっくり。平均年齢は10~13歳ほどなので、猫全体でみると短めです。

ちなみにエキゾチックは性格もペルシャそっくりで、穏やかであり静かに過ごすことを好みます。しかし実はアメリカン・ショートヘアの血を引いているからか、遊び好きで好奇心旺盛な一面も。そのためペルシャよりも人懐っこく社交的な猫です。

三毛猫

三毛猫は三色の体毛を持つ猫のことで、簡単にいえば日本猫のことです。単純に身体的特徴から三毛猫と呼ばれているだけであり、猫の種類ではありません。日本ではそこら中で見かける三毛猫ですが、実は海外では珍しいためとても人気があります。原産国は日本ですが、そのルーツをたどることは難しいです。

中でもオスの三毛猫は珍しく、高額で取引されることもあります。三毛猫の平均寿命は15歳ほどと言われているので、全体でみても平均的。中には20歳ほどまで生きる長寿猫もいるとか…。性格は猫のイメージぴったりで、かなり気分やなうえ自立心があります。しかし一度認めて貰えれば心を許してくれる一面も。仲良くなるまでに時間がかかるかもしれませんが、一度仲良くなると深い信頼感を築けます。

シンガプーラ

小柄で美しい出で立ちが話題となり、たちまち人気になったシンガプーラ。日本ではあまり見かけませんが、シンガポールや東南アジアではポピュラーな猫種です。まだ歴史が浅く、個体数も少ないためとても希少な種類です。特徴はなんといっても小柄な体格でしょう。その証拠に公認種のなかでは最小と言われています。小柄ですが貧弱なわけではなく、筋肉質なボディ。

また、目頭から鼻にかけて流れるチーターラインが特徴的です。約10~15年ほど生きるため、全体的にみると平均的な寿命。そして、鳴き声も小さく大人しい性格で、甘えん坊な子が多いです。

ソマリ

アビシニアンの長毛種とも言われ、長い毛並みが好きな人から愛されるソマリ。野性味のなかにも優雅さを兼ね備えており、昔から多くの人に人気があります。ソマリ一番の特徴は長い毛でしょう。アビシニアンをルーツに持っており、アメリカ・カナダで生まれました。平均寿命は10~15歳と言われており、短めから平均的に分類されます。

とても頭がいい猫で、甘えん坊な性格。そのため人から愛されやすい性格をしており、ソマリ自身もスキンシップが大好きです。アクティブな性格で身軽なため、肩の上に乗ってくることも。ただし、神経質な一面もあり他の猫と一緒に育てるのは向いていません。

ボンベイ

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バーミーズとアメリカン・ショートヘアをルーツに持つボンベイ。黒ヒョウのように真っ黒な体毛をしており、交じりっ気のない毛並みが美しいと人気の種類です。顔は丸く整っていて、銅色の目を持っています。ちなみに目の色は1ペニー硬貨にも例えられるほど。寿命は13~15歳と言われており、猫全体の平均寿命に近い種類です。

凛々しい顔と真っ黒なカラーでクールな印象を与えてきますが、実は陽気で人懐っこい性格をしています。例えるなら、バーミーズの愛情とアメリカン・ショートヘアの人懐っこさを良いとこどりしたような性格です。飼い主と一緒にいるのが大好きなので、飼いやすい猫種としても、欧米で人気があります。

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